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収穫祭からの問い
東京農業大学の収穫祭が先週末ありました。
今年は、収穫祭前日から最終日まで、先輩、後輩、知人、友人と
話をする機会に恵まれました。
先輩、後輩、友人がお互いに学生だった時とは違い、
一人の人間が成長していく姿に触れることは、
なんとも言えない感慨深さを感じました。
しかし、社会に揉まれながら一生賢明生きている姿の裏に、
言葉には現せない抱えているものや感情がさまざまにあるのだな、
と感じました。
出会った大勢の人々を通し、
「自分は、社会に何を貢献できるんだろう?」
「自分と人とは、何が違うんだろう?」
「自分の目指すものは、何だろう?」
などと、いくつもの質問を投げかけられていました。
その答えは、少しずつ見つけていきたいと思います。
「太陽」か「月」
同じ場所に立って、昼間は西の空を、夜は東の空を撮りました。
ずいぶんとおもむきが違います。
今週の金曜日から農大の収穫祭が始まります。
連日、造林学研究室の3年生は準備に勤しんでいます。
その隣の部屋で私も論文を書いています。
その結果が太陽になるか、月となるか、
最後の踏ん張りにかかってます~どうなることでしょう!
第5回関東森林学会大会
昨日は、第5回関東森林学会大会が水戸で開催され、
私もF会場で発表しました。
想像以上に早口になったり、
緊張のあまり、言葉に詰まったり、
時間配分を間違えたり、と今回も、様々な反省点が出てきました。
その一方で発表後に、いくつかの質問も受けることができました。
これらは、自分の励みとなり、これからの研究へのヒントとつながっていきます。
とても有難いことです。
今後も、一歩ずつ地道に進んでいきたいと思います。
先生方、後輩の皆さん、そして他の発表者の方々、お疲れ様でした!
お昼休みのリフレッシュ効果♪
「社員のリフレッシュ効果」「午後の仕事の効率化」
を目指した謀企業のお昼休みの研修に、初の講師として、
参加しました。
「あっ」という間に研修は終了し、
感想を聞くことができませんでしたが、
参加された方々の表情は、だいぶすっきりとされたように
感じました。
早々に、翌週人事の方から、参加者の 感想を
送っていただいたところ、
「短時間にも関わらず、リフレッシュされました!」
というお言葉を多く頂きました。
大変嬉しく感じるとともに、これから微力ながらも、
働く人々にとって、お役に立てる仕事をしていきたいな、
と強く感じました。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
奈良の三輪山登山
10年以上も前から、奈良県の三輪山に登ってみたいと思い続け、
ようやく研究室旅行(先月)の帰り、大阪への調査に向かう途中で、
立ち寄ることができました。
この週は、お天気がずっと不安定だっため、旅行中もずっと雨でしたが、
三輪山に行った日は、幸運にもお日様に出会うことができました。
と思っていたのもつかの間、三輪山に無事登頂し、ほっとしながら
下山している途中、急な雷雨に出会ってしまいました。
この日は、水だけ持参で登頂していたため、全身絞れるほどのずぶ濡れに・・・。
まるで神様からの禊をいただいたようで(笑)
色々と自分自身を振り返らされる思いになりました。
とはいえ、腹ごしらえも!
ずぶ濡れになった体で、特産品のにゅうめんを食べた時、
箸置きに使われていた葉っぱをよく見ると、、
葉の先端が、とさかのような形をしているさざんかを見つけました。
葉っぱもこのような利用の仕方があるんだな、と思うと嬉しくなりました。
三輪山では、非日常な不思議な体験をしたなー、と感じました。
奈良県川上村へ
9月上旬、研究室旅行で奈良県川上村へ行ってきました。
京都から近鉄線に乗り、樫原神宮前へ。さらにそこで乗り換え、
”やまとかみいち”という駅で降り、そこからホテルの送迎バスで
川上村へ到着しました。
ざっと東京から川上村までの移動時間は、約6時間ぐらいでしたよ(笑)。
左上の写真から、「歴史の証人である下多古村有林」「大滝ダム」「吉野スギの丸太」
「木材用乾燥機」「四面無節の角材」「吉野材センターの角材倉庫」
「やまとかみいち駅ホームの看板」です。
木材の多い場所に来たなーと感じたのは、まず「やまとかみいち」駅を降り、木独特の
香が漂っていたことでした。それから駅周辺には、吉野材センターや森林組合、
材木加工場があったり、駅やお店の看板に木材を使われていたりと、
あちらこちらで「木材」を見つけることができました。
川上村においては、江戸時代に植林された樹齢240年以上の杉のある下多古村有林で
胸高直径の測定実習を行ったほか、スプーンづくり、森と水の源流館、川上さぷり、
吉野材センターを見学しました。
吉野材の特徴は、極端な密植と弱度の間伐を繰り返す長伐期施業です。
そのため年輪幅が細かく均一な材を育てると同時に、太くならずに上に伸びていくため
根本から末(樹木の下から上)まで直径の太さがほぼ均一になります。
(写真、やまとかみいち駅の看板の材を見るとわかります)
さらに密植により杉の下枝は枯れ、間伐時の倒木と一緒に落ちるため、光が満遍なく
取り入れられ、完満通直材ができます。(上記写真↑)そしてその材から、
四面に節のない角材を生産することができます。
今の住宅事情では、大黒柱を見ることさえ少なくなりましたね。
とはいえ、いつの日か、四面無節の角材を使用した家に住んでみたいなーと
思ってしまいました(笑)。
川上村は、歴史と長い時間経過を実感する街だなーと感じます。
東京からは遠い町ですが、森林の学生や林学に興味がある人であれば、
一度は訪れるべき場所ではないかな、と思います。
お世話になった川上村の皆様方、本当にありがとうございました。
外国研究者達からの刺激
「森林療法」「森林セラピー」「森林の保養地」「森林の温泉地」などの
視察を 目的に訪日された台湾の研究者(森林関連)一行に同行し、
先月、長野県の軽井沢と鹿湯温泉に行ってきました。
- 聖パウロカトリック教会
- 旧軽井沢礼拝堂
- 雲場池
- 軽井沢雲場池
- 鹿湯温泉
- 鹿湯温泉
一番上の写真から、軽井沢の「聖パウロ教会」「旧軽井沢礼拝堂」「雲場池」2枚
「鹿湯温泉」3枚です。
住む国は違っていても、同じ森林を学ぶ人たちの視点、疑問、姿勢などは
共通しているものだなと感じ、そのことにとても嬉しくなりました。
とはいえ、コミュニケーションツールである言葉、つまり英語への重要性は
身に染みて痛感しました。自分の思いの伝達や相手への理解は、言葉によって深まり、
それが不十分であれば、非常にもったいなことをしているのだと考えさせられました。
その一方で、自分の思いと相手の思いがしっかり通じあった時、これからの自分の研究が、
日本だけでなく、世界にも発信できる可能性があるのではないか、と感じることが
できました。
このような想いを与えてくれたこの機会に同行することができ、非常に感謝しています。
へこたれずに、一歩一歩、前進し続きたいと思います!
生きています!
時々出かける森林公園の池に、針葉樹の稚樹を発見!
メタセコイヤかヒノキ、もしくはサワラの樹種かな?と想像します。
杭の表面のわずかなスペースに、土が積もり(もしくは苔が着き)、
その上にたまたま種が飛んできて、発芽し、成長したんだと考えます。
このような樹木の姿を見ると、
生きることに健気で、一生懸命だなと感じます。
そして「私も頑張ろう!」という気持ちが湧いてきます。
嬉しい発見でした!
倉敷
会の帰り、足を伸ばして倉敷に行ってきました。
美観地区という場所は、2階建ての木造家屋の長屋が立ち並び、
昔ながらの城下町の風情が漂っていました。
倉敷川(写真:上段左と真ん中2枚)の風景は、最近どこかで見ていたような
・・・と記憶を探り、調べてみると、7月まで放映されていた
「天皇の料理番」のドラマの撮影場所だったことが分かりました。
昔の東京も倉敷のような街の風景だったのかなあ、と想像してみると、
東京の街の変容を知っていたものの、ずいぶん変化してしまった
ものだなあとあらためて感じました。
古き良きものを、街全体で守っていく地域の姿には、とても
見習いたいなと思いました。
日本カウンセリング学会第48回大会
日本カウンセリング学会第48回大会に出席し、
研究発表を行ってきました。
今年の会場には、昨年より4倍の人数の聴講者が参加され
(2名→8名に!)、とてもびっくりしました。
発表後は、ほぼ全員から2回以上の質問と貴重な意見があり、
活発で有意義な時間となりました。
毎回発表する際は、緊張のあまり、逃げてしまいたい、と思いますが、
どんな結果であろうとも(笑)、発表後には、本当に発表して良かったなと
思います。
これからも頑張っていきますので、どうぞよろしくお願いします。
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