真冬の代々木公園です。
 毎月ここに訪れ始めて、3回目の冬です。
同じ風景なようですが、毎回来るたびに
 新しい発見があります。

すっかり葉っぱが落ちてしまった銀杏の林。
先月よりも落ち葉は、分解され、小さな葉へと
 変わっていました。
踏んでも、カサカサという音は鳴らない代わりに、
 踏み心地は柔らかく、フワフワになりました。

こちらは、カツラの林。
落葉したての秋では、ここを通るだけで
 甘い香りがしたのものです。しかし、今回は
 かすかすに感じただけで、葉の分解がこちらも
 進んでことが推測できます。

冬でも、葉は落ちないヒマラヤスギの林。
とは言え、秋になると多少の落葉はあります。
 それ故、冬の林床は、フカフカしています。

こちらもさきほどのヒマラヤスギの林。
 ただ撮影ポイントを変えてみました。
小さいですが遠くの方に、白いトラックが見えるのが
 わかりますか?
 先々週の大雪により、大小さまざな枝が落ちたようで
 公園の係りの人たちが片付けている最中でした。
これだけのシーンでも、前回とは異なる点を見つける
 ことができますね。
その場所の自然を知ると、今まで見つけなかった物に
 気がついてきます。そこから少しずつ、自然以外の物、
 自分自身の小さな小さなことにも気がつき始めるように
 思います。
不思議なものです♪